2023 Early Spring - Summer &
We are 3rd anniversary.

2023年、泊まれる演劇は二つの新作公演を、5ヶ月間に渡って連続上演します。
一作目は3月と4月に大阪、二作目は5月から7月に京都にて。
過去作の再演や続編ではなく、ともに独立した新作。『藍色飯店』から実に1年3ヶ月ぶりとなります。

二作に共通する創作テーマは、舞台芸術としての再興。
これまで多様な形態・カテゴリーで上演をおこなってきましたが、泊まれる演劇が生み出したいのは
舞台上でしか表現できないものであり、一方で客席からは決して観ることができないもの。
上演時期には新しい風が吹いていると信じて、演劇の躍動感や生々しさ、儚さを作品に注ぎ込みたいと思います。

2023年の上演はこの二作品のみとなりますので、ぜひご宿泊・ご体験ください。
架空のホテルにて、皆さまのお越しをお待ちしております。


泊まれる演劇
クリエイティブディレクター 花岡 直弥
ステージマネージャー 飯嶋 崇
旅の果て。 気がつけば海へとたどり着いていた。 青い空も夕陽もない、 今にも降り出しそうな 雨雲が広がる。 彼女は日が暮れるまで、 海と空の境界線を見つめていた。 そして、夜。 色んなものを手放し、失った夜。 見たいものは、いつも見えなかった。 そんな夜が、もうすぐ明ける。